1. >
  2. >
  3. ドイツの結婚式

ドイツの結婚式

一生の愛を誓うドイツの結婚観

ドイツ人男性は、日本人女性から結婚相手として人気の高い国民です。
一般的なイメージとしては、イタリアやフランスといった他のヨーロッパの国と比較してドイツ人は質実剛健な真面目さがあり、しっかり自分をリードしてくれる男らしさがあるように思います。

実際にドイツ人と国際結婚をした有名人も多く、日本を離れてドイツでの生活を楽しんでいる様子が伝えられています。

ドイツ国民の多くはカトリックであり、その他にプロテスタントやユダヤ教などです。
ドイツのカトリック教会は国内最大の宗教団体であり、人口の約29%が信徒となっています。

しかしその一方で若い世代に急激な宗教離れが起こっており、教会で結婚式を挙げるカップルも激減しているのが現状です。

現在から20年前と比較して教会での年間挙式数は約半分にまで落ち込んでおり、今後もこの減少傾向は続いていくことが予想されています。

なぜ教会で挙式をする若いカップルが減ってきているかというと、信徒となることで毎年多額に徴収される「教会税」が関係しているとされています。

さらにドイツにおいては結婚をするという意味が非常に重く、一生添い遂げる覚悟のある相手でなければ挙式はしない(=神に誓わない)という認識を持っている人が多いことも関係しているのです。

留学や出張などでドイツ人の彼氏を持った日本人女性がなかなかプロポーズしてくれない相手にじりじりするとう話がよくありますが、それは決して優柔不断というわけではなく、一生をかけるほどの覚悟がまだ決まっていないということが原因となっていたりします。

ドイツの結婚式で行われる遊び心のあるゲーム

非常に重く結婚を考えているドイツですが、それとは別に結婚式そのものにおいてはユニークな遊びをする風習があります。

ドイツの結婚式でよく行われるゲームが「das Wettnageln(釘打ちゲーム)」です。

ドイツの結婚式は教会で行う宗教婚と役所で手続きをする民事婚の二種類がありますが、それらが終わったあとには広い家や庭を貸し切って盛大なパーティーを行います。

この披露宴はかなり長くまで行われるのが通例で、お昼頃から始まり翌日の朝方まで続くものです。

その中で行うのが「釘打ちゲーム」のような出し物となります。
釘打ちゲームは用意した木材に釘を打ち付けるという単純なものですが、できるだけハンマーを打ち下ろす回数を少なくした人が勝者となります。

ゲームで負けた人はシュナップスというじゃがいもから作る蒸留酒を飲むというのもドイツらしいところで、酔っぱらいながら釘を互いに打っていくというところにゲームとしての面白みがあります。