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イギリスの結婚式

日本でもおなじみの英国式結婚式のしきたり

イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域から構成される立憲君主制国家です。

中心となっているのはイングランドの首都ロンドンであり、英国式の伝統もだいたいこのロンドン式となっています。

国内の宗教は英国国教会となっており、キリスト教をもとにした独自の宗教行事が年間を通して執り行われているのです。

結婚もこの国教会の教義に従っており、教会内で挙式をしたあとに郊外の自宅もしくはゲストハウスに招待客を招いて披露宴を行います。

英国内での結婚手続きは最寄りの役所に婚姻届を提出することになっており、結婚許可証を役所で発行してもらうことにより、教会で挙式を行うことができます。

一般的な英国民の挙式にかかる費用はだいたい平均300万円程度とされており、都市部に行くほどかかる金額が大きくなるというのが特徴です。

挙式、披露宴、二次会といったパーティーの流れは米国や日本とほぼ同じですが、結婚式を行うときの小さなしきたりについては英国独自の方法が取られます。

英国風の風習としては「ジューンブライド」や「サムシングフォー」「リングピロー」「ブーケトス」などといったものがあります。

縁起物として結婚式の時の衣装やアイテムとして扱われる物のほとんどは、英国の伝統が発祥であると考えてよいでしょう。

白いテントを立てて行うガーデンウエディング

日本でも人気の高い披露宴方法としてガーデンウエディングがあります。
これも英国では一般的に行われている方法で、大きな中庭に白いテントを立てて、その中で立食式のパーティーを行うのが一般的です。

テント以外にも近くのレストランやパブを借り切って行う場合も多く、いずれの場合も招待客は200名を超えるような大規模な式となります。

パーティーではきっちりと司会者が式進行をするということはなく、参加した人たちは自由に飲食や歓談をする形式です。

しばしば生バンドを依頼したりプロのシンガーにお願いをしたりして、ダンスや音楽を思い思いに楽しみます。

日本で言う「ご祝儀」にあたる習慣はなく、代わりに「ウェディングリスト」という、結婚式にふさわしいとされる贈り物を選んで持ち寄ります。

非常に実用的なのが、このウェディングリストをあらかじめ新郎新婦がお気に入りのデパートや百貨店に登録しておくという事です。

パーティーに招かれた人は式の前にそのお店に行き、自分の予算に従ってどれをプレゼントにするかを選んで購入します。

結婚式の前の思い出づくりとして「スタッグナイト」「ヘンナイト」という名称で、独身最後のパーティーを開く風習もあります。

スタッグは「雄鹿」、ヘンは「雌鳥」のことで新郎新婦それぞれが同性の友人を招いて盛大に行うものです。