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オーストラリアの結婚式

事実婚の権利が保障されているオーストラリア

オーストラリアは日本からの観光客も多い親日的な国です。
公用語は英語で国民の約60%がキリスト教徒、そのうちカトリックと聖公会が2大宗派となっています。

他にも仏教やイスラム教、ヒンドゥー教など複数の宗教が信仰されていますが、一方で国民の約22%は無宗教です。

国内で一般的に行われる挙式はキリスト教式が多く、チャペルで司祭からの祝福を受けて行うこととなっています。

しかしカトリック教徒にとって結婚は基本的に離婚を許さない宗教であることから、あえて宗教的な結婚方法をとらないというカップルも多くいます。

そのためオーストラリア国内のカップルは結婚の手続きをとらず、一緒に同棲生活を送る人が圧倒的多数となっています。

もともとオーストラリア国内ではシェアハウスとして家族以外の人と共同生活を送るという方法が一般的に受け入れられていることから、同棲生活についてもそれほど抵抗感がないのです。

最初はシェアハウスで暮らすメンバーであった相手と結婚をするということもあり、生活の中で自然に相手を見つける文化が出来上がっています。

オーストラリアで一緒に生活をしている同棲カップルのことを「デイファクト」と呼びますが、法律的には結婚をしているカップルとほとんど変わりなく扱われます。

なおオーストラリアで永住権を持っている人と一緒に一年以上生活をしている外国人も「デイファクト」として扱われ、将来的に永住権を獲得することが可能です。

コンパクトな式が好まれています

生活の中から同居をしていくカップルが多いオーストラリアということもあって、結婚式そのものにもあまりお金をかけない傾向が見られています。

結婚式を挙げる場合には教会でチャペルウェディングを行ったあと、近くの公園や住宅の中庭を使ってガーデンパーティを行います。

しかし他の欧米でのガーデンパーティと異なり、そこで飲食をしないことが一般的です。
公園に知人同士で集まって一緒に写真を撮ったり、バンドを依頼してダンスをしたりするものの、そこであっさり解散になってしまうことも珍しくありません。

もちろん盛大にレストランやホテルを借り切って飲食を伴うパーティをするカップルもいますが、若い世代ほど簡素な式を好む傾向があるようです。

パーティを行わないことからご祝儀も集めないことがほとんどですが、お店にリストを提出しておき、知人たちがそこを訪れて予算に合わせて品物を購入するというギフトシステムはよく使われています。

一見結婚を軽く扱っているように思えますが、実際にはオーストラリアでは不倫をするカップルは非常に少なく、実際の結婚生活においてはまじめな人が多いことが伺えます。