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神前結婚式

神前式とは

NOU92_kyounomachiwonagameru500_TP_V今では少なくなってきた「神前式」。
古風なイメージや和装が重いというイメージもあることから、最近の結婚式では敬遠されがちなスタイルでもあります。
昔ながらの伝統を受け継ぐ意味でもこういった挙式をする事で改めて結婚という儀式に気が引き締まったり、結婚に対するけじめなどがつけられるという事でも良い意味で重く受け止めることができます。

また、両家の親族には喜ばれることと思いますし、参列者には驚きを与えられるかもしれません。
そんな神前式の起源は1900年、明治33年まで遡ります。
この歳に大正天皇がご成婚された時のスタイルがこの神前式だったのです。
そこから一般的に知れ渡っていったのは第二次世界大戦後になります。

神前式の流れ

厳かな雰囲気と固いイメージを持つこの儀式ですが、確かにそれぞれお作法があり、難しいものだと捉えがちではありますが、その流れや準備などは斎主や巫女さんからきちんと教えて頂く事が出来るので、そのあたりは安心なのではないでしょうか。

しかし、少しでも勉強してみたいという方のために、当日の流れを簡単にご説明していきます。
まず始めに行われるのは「参進の儀(さんしんのぎ)」と言われる儀式。
雅楽が演奏される中で斎主と巫女に先導された「花嫁行列」が本殿・御社殿まで進んでいきます。
そして斎主・新郎新婦・仲人・親・親族が入場し、神前に向かって右側に新郎、左側に新婦が座ります。

入場が終わったら「修祓(しゅうばつ」)と言われるお清めのお祓いを受けます。
一同が起立し、斎主による「祓詞(はらいことば)」と共にお祓いされます。
次に「祝詞奏上(のりとそうじょう)」と言われる儀式では斎主が神前に二人の結婚を報告して幸せを祈ります。
その後「誓盃の儀(せいはいのぎ)」で新郎新婦が3つの盃で交互に御神酒を飲む事によって永遠の契りを結ぶことになります。

そして「神楽奉納(かぐらほうのう)」と呼ばれる儀式は巫女が神楽にあわせて舞を奉納し、それが終わると「誓詞奏上(せいしそうじょう)」といって新郎新婦が誓いの言葉を読み上げます。
次に「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」は二人が神前に玉串を捧げ「二拝二拍手一礼」をし、仲人夫妻と両家代表がそれに続きます。

ここでようやく「指輪の交換」をします。
指輪の交換が終わると「親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)」に移り、両家のご両親や親族が順番に御神酒を頂きます。
最後に「斎主あいさつ(さいしゅあいさつ)」と言って、斎主が結婚の儀が無事に終了した事を報告して退場する、といった流れになります。

とても長い儀式ではありますが、その一つ一つが神聖で大切な意味を持ちます。
この神前式を行う事で、結婚の幸せ、結婚式の思い出、両親への感謝、色々な事をかみ締めることが出来ると思います。

意外とお値段が高いと思われる神前式。
しかし、相場としては安くて3万円、高いと10万円ほどだそう。
平均的な値段は5万円だといいますが、演奏などのオプションを依頼すると更に3万円~5万円ほどプラスされます。
チャペルでの挙式よりはリーズナブルになっています。
ですが日取りによっては費用が高くなる事がありますのでそのあたりは式場へ確認をしておきましょう。